むっちゃんさんからの投稿
このお話は、現在もキャンピングカーで日本一周旅行中のむっちゃんさん夫婦にまつわるお話です。
むっちゃんさんからのお話は以上になります。
このむっちゃんさんからの投稿は、いつも皆さんから送られてくるとは違い明確なストーリーはありませんでした。
「私たちはこれこれこういう理由で旅をしています。これを漫画にしていただくことはできますか?」
といった内容でした。
最初はやはりストーリーがないので描きづらいと思ったのと、何よりこの重いテーマをうまく描き切る自信がありませんでした。
なので返事を保留していたのですが、ずっと心に引っかかっていたので、ここはひとつダメ元で描いてみることにしました。
描くにあたって、むっちゃんさんに旅の思い出やがっちゃんさんに言われて嬉しかったこと、そして勇気はいりましたがご病気についてのお話をお伺いし(話しづらい内容にも関わらず快く話して下さいました)、それを一つのお話にまとめるという形をとりました。
結果、うまく描けたかどうかは分かりませんが、なんとか形にすることが出来たとは思います。
そして読まれた方がどう感じるかは分かりませんが、このお話は自分にとっても凄く大切なお話になりました。
現在もむっちゃんさんはご自身の体調と相談しながら旅を続けているそうです。
youtubeチャンネルもお持ちになっているので、興味を持たれた方は
「youtube gatagatagogo」
で検索してみて下さい。
お二人の旅の様子をご覧になれます。
コメント
コメント一覧 (3)
むっちゃんさんご夫婦の「おはようからおやすみまで、隣にいれて、一緒にご飯が食べれて、十分幸せ」という言葉に気付かされました。
自分も熊本地震を経験し、激しい揺れや倒壊した家屋をみて、明日をも知れない状況のなか、しっかりと私を守ってくれた事を思い出しました。「生きてるだけで、そばにいるだけで良い。この人が一緒で良かった」と思った日の事を。(*´ω`*)
ババレオさん、むっちゃんさん。素敵で強く優しい投稿をありがとうございました
(*´∀`)
babareo
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babareo
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私も表現を生業としている者です。
「ストーリーがないので描きづらいと思ったのと、何よりこの重いテーマをうまく描き切る自信がありませんでした。」
めちゃくちゃわかります。
自分の今までのスタイルとのギャップや、扱ったことのないテーマに直面したときの、完成形の見えない怖さは本当に大きかったと思います。
「やらない」という選択肢があるならばそれを取り、今までのスタイルで作り続ける方がより多くの作品を生み出せるし、より多くの人に届くし、楽だし……けれども
「ずっと心に引っかかっていたので、ここはひとつダメ元で描いてみることにしました。」
これこそがクリエイティブの本質なんだろうなと思いました。うまくやる必要なんかなくて、題材に真摯に向き合い、自分ができることをただ全力でやることが大切なんだと再認識できました。
いつも怖い話として拝見していた画風だからこそ、ご夫婦の愛に溢れる表情を見たときの心に響いてくるものの強度は他では味わえないものでした。
「そして読まれた方がどう感じるかは分かりませんが、このお話は自分にとっても凄く大切なお話になりました。」
投稿者さんご夫婦の愛に触れ、とても素敵な気持ちになれたのは、こうして漫画作品として表現してくださったババレオさんの挑戦のおかげです。ふたつの大切なものを学ばせていただきました。
今後の作品も楽しみにしております。
babareo
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